はじめに
小説家になろうには、書籍化やアニメ化、コミックス化している作品はもちろん、いずれそうなるだろうなぁと思うくらいに魅力に溢れた作品が山ほどあります。
もちろん、途中で更新がなくなった、通称エタった作品も結構な数あります。
そのため紹介するか悩ましい作品というのも、いくつかあるんです。
ここまでの話はめちゃくちゃ面白いけど、長期間更新が途絶えている。
そういう作品をオススメするのは、なかなか難しいわけです。
今回ご紹介するのは、話自体はかなり面白い作品なのに、長らく更新が止まっていたため、紹介を断念していた作品の一つです。
しかも、今年に入って更新を再開しているので、今後続きが継続的に書いてもらえる可能性大!
ここから先は、ネタバレ注意です!
「終天の異世界と拳撃の騎士」 作者:ふるろうた
よくある異世界転移物と思われる方もいるかもしれませんが、オススメしたくなるだけの魅力を持ったのが、この作品です。
まずもって異世界転生や異世界転移する主人公のチート的な能力って、割と万能感がある能力が多いじゃないですか。
そうじゃなくとも、努力でオールマイティになんでもこなせます、みたいな。
そういうのは正直食傷気味。
もっと言うと見飽きたんですよね。
うにうさ的には、万能チートだけだと、主人公の魅力にはならない感じなんですよね。
ところで、この主人公。
異世界転移を果たしたにも関わらず、神様にもらったチートというものがありません。
長年武道で鍛えた身体や技術を活かして、現れる敵を次々と倒すわけです。
しかし、転移先の世界は魔法が発達した世界であり、なかにはかなりの強敵も存在するわけです。
というか主人公は魔法が使えません。
転移先で魔法を覚えたりもできないので、完全に無手。
それなのにまるでチートみたいに、軽々と敵を倒していく
その理由として描かれているものが、分かりやすい。
分かりやすいうえ、伏線になっている。
というかこの作品、きっちりと回収しているけど、伏線が多い。
それもまた楽しみの一つです。
あとは、やっぱり戦闘描写が素敵ですね。
読みながらこちらの胸まで熱くなるような、キャラの動きや心情描写が、戦闘描写のクオリティをこれでもかと押し上げており、正直時間泥棒です。
たまには、制限のある強さを持ったキャラが主人公のが読みたいって人は是非! dden1 \lsdunhid
この記事へのコメントはありません。