はじめに
本日は、平成最終日ということで、場所によってはカウントダウンとかもやるのかな?
うにうさも帰宅したら、うにうさ嫁とカウントダウンパーティーをやるために、ちょっとお高いジュースを買いました。
スパークリングワインのようなシュワシュワするぶどうジュースが、我が家のお祝い用飲み物の定番です。
「小説家になろう」という最早説明不要の超有名サイトがあります。
掲載されている小説はピンキリですけど、面白い小説は本当に面白い!
実際に書籍化され、アニメ化され、と有名になった作品はもちろん、まだ書籍化とかされてないけど、「出版社さん。こいつです。」と言いたくなるような面白い作品も山ほどあります。
そんなわけで、書籍化されてようが、されてなかろうが、うにうさが本当にお勧めできる、面白いと感じた作品を紹介していきます。
まぁ、うにうさの趣味がガンガンにでますけど、その点は仕方ないよね。
あとなるべくネタバレしないようにしていくけど、一応書いておくね!ネタバレ注意!
小説家になろうで読んでみて、気に入ったら、作者応援的な気持ちで作品を買えばいいんですよ。
書籍化されてなかったら、応援メッセージとか送ってみてもいいかもしれない。
クリエイターさんは偉大だからね!
やる気なし英雄譚 作者:津田彷徨
過去にお勧めした作品が、まだエンディングを迎えていない小説なんですが、こちらはネット版は完結済み。エタる心配不要の安心設計ですね!
ちなみに、この作品も出版化はされてますね。
書籍版に関しても完結していますが、小説家になろうに投稿されているネット版と比較すると、章の数自体は、少なくなっていますが、書籍版にしかない、書き下ろしがあったりします。
普通にストーリーが面白い。よく練られているなぁって感じ。
主人公であるユイ・イスターツが、最初は領土の一地方の問題を解決するとこから始まり、次第に国同士の戦争や内乱等を解決するため、本人の意思に反して、あちこちを飛び回る…いや飛ばされ回る感じです。
その問題を解決するにあたり、ユイ・イスターツの最大の武器は、視野が広いこと。
広い視野で得た情報を利用して、なるべく効率的に物事を良い方向へ転がすことが、ほかの作品に出てくる主人公と比較して、かなり上手い。
また、その際の表現がいわゆる「ご都合主義」に見えないように、いろいろと工夫されてるように見受けられます。
人間は将棋やチェスの駒のように、自分の思い通りには都合よく動かないし、仮に思い通りに動かしたいのであれば、そう動く理由を作る必要がありますよね。
そういった部分を手抜きせず、きちんと描写されているので、見ていて、「こんな何でもかんでもうまくいくかよ!くそが!」みたいな気持ちにはなりません。
また、きちんとストーリーが繋がっているのも高評価。
「1章は○○で○○を倒して、2章は、××で××を解決して、3章で△△で△△を入手して…」みたいな、それぞれの章がぶつ切りにされたストーリーって、先々でたまに「1章で倒したあいつがまさかの」みたいな展開がありますけど、各地で起こした様々な主人公の行動が、最終目標を解決するのに役立つ、いわばボトムアップ式の構造で、最下層にある、各地で起こした行動の間には、特に関連がなかったりするのが多いイメージ。
だけど、やる気なし英雄譚は、そのボトムアップ式の構造の最下層部分も、きちんと繋がりがあるし、むしろ繋がりを利用して、あちこちへ波及させ、より簡単に次の問題を解決できる下地を作るイメージ。
そこまで繋がりを持たせながらストーリーを構築するって、プロットの段階、いやもっと前の頭の中で構想している段階から、エグいくらい色々考えてるんでしょうから、ちょっと尊敬を通り越しますよね。
興味ある人は是非一読してほしいですね。
あと、うにうさ的には、ネット版のエンディングとか、気になることいっぱいあるんで、作者様には、もうちょっとその後を色々書いてほしいなぁと思っています!
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